歓声前夜の忘備録

見つけても秘密だよ

朝、希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る

一見、当たり前なことをかっこよくいってみた風、の見出しのブログを書き始めたわけだが、特に理由はなく、ただ久々に徒然なるままに何か書きたいなあと思った次第だ。

今回の見出し「朝、希望をもって目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る」というこの言葉、麻生太郎氏が国会の答弁の中で発言し、話題となった言葉だが、「朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る」という古くから伝えられる言葉を彼なりに解釈したものだと思う。この類の言葉、当たり前といえば確かにそうではあるが、実際これ以上の生きる意味など必要ない気がしている。

最近、ネットサーフィンをする中で、社会的に地位もあり、優秀ながら鬱になった兄が、父親から、朝は希望に起き、昼は懸命に働き、夜は感謝に眠る、これ以外にするべきことはない、とこれだけの助言を受け、あっという間に精神科医に通い詰めていた兄が元気になったという内容のブログに出会った。

コロナ渦、不景気、就職難、ネット社会など様々な背景を反映するように精神的に疲弊する若者は増えているように感じる。明るい未来を描けない気持ちは私自身学生の身として共感できる部分は大いにある。しかしながら、私も含め、朝、希望をもって目覚めているだろうか、昼は懸命に働いているだろうか、そして、感謝と共に眠れているだろうか、と自分自身に問いかけるべきだ。おそらく一定数は、朝ではなくお昼ごろに、倦怠感と共に目覚め、昼過ぎに怠惰な気持ちである程度のことをこなし、夜には自己嫌悪や罪悪感から懸命に働き、深夜過ぎにYouTubeやゲームと共に眠っているのではないだろうか。心当たりは私もある。未来に明るさを見出せない大きな理由は、コロナでも、不景気でも、SNSばかりをやっているからではない。現に私は明るく楽しく生きていいる、たまに自己満足ブログを書きながら。たまに生活習慣は乱れるが基本的には昼懸命に生きることは欠かしたことがないように思う。

朝、希望をもって目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る。この三つを繰り返すことで、明るい未来へ歯車が回り始めるはずだ。騙されたと思っていい、是非一週間この言葉を心において生活してほしい。私も今日は早く寝よう(^-^)/